国家資格を取得すると
資格手当が当たる場合があります。
給与が増えるために
頑張って国家資格を取得しようとする
人は多いかと思います。
しかし、やみくもに
国家資格を取得しても
賃金は上昇しません。
例えば、
介護用品の営業を行っている
人が二人いたとします。
勤続5年、固定給と残業代込で
25万円の給与を
もらっているのは共通です。
一人は営業目標達成率が120%であり
もう一人は50パーセントです。
しかし、作業療法士や理学療法士などの
国家資格を持っているため
資格手当で数万円加算されます。
この場合、当の本人だけでなく
他のスタッフも不満に感じるだろうと
思います。
このような例を考えると、
単に資格を持っているだけでは
手当は当たりません。
国家資格を持っていることで
会社の業績が伸びているのであれば、
資格手当を払っても
誰も不満はありません。
しかし、会社の業務と関係のない
国家資格を持っていても
利益にはつながりません。
自分は国家資格をたくさんもっているのに
給与に反映されない場合、自分の能力に
反映されているのか、会社のためになっている
のかをよく考える必要があります。
資格の見直しをするか、
資格を活かせる会社に
転職するかの対策を行うと良いでしょう。