資格の取り消し

国家資格は試験に合格すれば誰でも
もらえるものではなく、場合によっては
もらえなかったり取り消されたりします。

例えば、保健師や看護師の国家資格に関する
法律の中に、罰金以上の刑が科せられたり
不正行為薬物中毒者は免許を与えない
場合がある、と書かれています。

「与えないことがある」とあるので、
状況によって与えるかどうか決まってくる
と言えます。

例えば、普通自動車免許を持っていて
道路交通法に違反したとします。

スピード違反で数万円の罰金を科せられた
場合、保健師免許が取り消されるかどうかは
分かりません。行政が判断することになります。

しかし、人を負傷させるような重大なミス
場合、取り消される可能性は高くなります。

また不正行為を働いていたり、
薬物中毒者の場合は業務に支障が出る
可能性が高いため
取り消されることが多いかと思います。

不正行為と言ってもどのようなものか
なかなか想像しにくいかと思います。

例えば、保育士として働いている中で
子どもやその家族の個人情報をネットに
流出させている場合、不正行為を働いている
と言えます。

事件が発覚し、施設や被害者が訴えれば
国家資格は取り消されることになります。

このように、せっかく取得した国家資格
取り消される場合があります。
法律に違反しないように注意する必要があります。

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